冒険帝国よりお知らせ
『伝令！！』Vol.58


　明けましておめでとうございます。『冒険帝国』代表の堀田です。
　本年も、TRPGを通じて宜しくお付き合い下さいますよう、お願い申し上げます。


◎　次回例会（及び公開セッション）開催のお知らせ
　次回の例会を下記の通り行いますので、連絡いたします。

日時：
平成１１年１月１７日（日）　９：００〜
場所：
大和郡山市・三の丸会館　　音楽室

　内容は相変わらずテーブルトークＲＰＧのセッションです。システムは当日の参加
者により決定します。会費は５００円程度でマスターは無料、昼食は各自で取ってい
ただきます。なお今回も公開セッションと称して、一般の方の参加を受け付けます。

　前回の連絡で書きましたとおり、「ゼルダの伝説　時のオカリナ」を購入しました。
　昔からのファンはもちろん、ファンならずともこれはやるべきソフトでしょう。面
白いです。さすがに「ファミ通」で満点を取っただけあって、実によい出来です。ア
クションと言うことになっていますが実際には謎解きパズルの集まりで、非常に心を
くすぐるものがあり、私のような思考型ゲーマーにはたまらない造りになっています。
そういうのが好きな人には、このゲームは特にお薦めです。ただし難しいです。私の
場合、プレイ時間がとれないのと相まって、全然進みません(笑)。

　またこのソフトは、TRPGゲーマーにとって非常に示唆に富んだゲームでもあります。
あちこちの批評家やゲーマーが感想として既に書いていますが、信じられないくらい
の自由度があるのです。
　もちろん、大筋のストーリー（と言うか、主なイベントの順序＝フラグ立ての必要）
はあるのですが、それを取り巻く環境が膨大で、ストーリーとは無関係に何をしてい
ても十分楽しむことができます。極端な話、「私は、世界を救うのはやめて、○○し
てます」と言う言葉がギャグにならないほど、いろんなことに没頭することができま
す。また世界の随所におまけのパズルが仕掛けられていて、それを解くためにあれや
これやと挑戦するのが、また面白いのです。それらに夢中になれるほどの空間描写
（と言うより、その場の「空気」の描写）も、素晴らしいです。
　また、それらの謎を解く方法や、世界にいくつかあるダンジョンのボス（ご多聞に
漏れず弱点を持っているのですが）を倒す方法すら、一つではありません。例えば床
の穴の入口に張られた巨大なクモの巣を破るのに、火を付けて焼いてしまうこともで
きますが、吹き抜けの上階から飛び降りて反動で突き破ることも可能なのです！　私
は後者の方法でしたが、前者の方法を採った人と話をしたとき、お互いに「その手が
あったか！」と絶句したほどです。
　６４ソフトという大きなハンデ（？）はありますが、このゲームはＴＶゲームユー
ザーよりもむしろTRPGゲーマーに遊んでもらって、「ＲＰＧとは」を考えるきっかけ
にしてもらえたら、などと思っています。

　と言うことで今回のお題は、「ゼルダ」の面白さの重要なポイントである「謎解き」
です。大人になってすぐ「墓場」に行ったんですが、そこから進まないんですよねぇ。
私も、テレビゲーマーとして「もうろく」したものです(笑)。こうなりゃ、意地でも
自力クリアしちゃる。

　例会への参加連絡等、堀田へのご連絡は、
　電子メールか NIFTY SERVE の PATIO（Password不要）でお知らせください。
　それではまたオフラインでお会いしましょう。

〈『伝令！！』Vol.58／1999年1月7日　　 堀田拓司 GFF02522@nifty.ne.jp 〉